紀南抄9月9日付

2018-9-8

 先日の台風21号でJRきのくに線の特急くろしお号が2日間、運休となった。運転再開までに時間を要するという見方もあっただけに、早期の再開は当地方の観光にとって影響を最小限に抑えることができ、関係者は安どしている。
 今回の運休によって課題も見えた。新宮市観光協会によると、運休期間中、う回方法などの情報を求める外国人観光客が目立ったという。5日はJR東海の特急ワイドビュー南紀号も運休しており、大阪方面に戻るには、松阪・名古屋方面行きの特急バス(三重交通)に乗って、途中で列車に乗り換えて行く必要があった。しかし、こうした情報を入手できず、途方にくれた様子で窓口を訪ねてきたという。
 インバウンド(訪日外国人旅行)という言葉がこのところ頻発し、実際に新宮市では外国人観光客が順調に伸びている。ガイドブックや標識などさまざまな面で外国人の利便性を考えた対応を施しているところだが、今回のような緊急時の対応も検討する必要がある。スマートフォンなどで検索がスムーズにできるような形が望ましい。

【F】

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る