紀南抄9月7日付

2018-9-6

 本年度の「紀宝町子ども議会一般質問」では、19人の小中学生が登壇して当局にさまざまな意見や提案を行った。いつも傍聴する大人の議会では、主に防災・減災、地域活性化、子育て環境、福祉、財政など広い視野で見た答弁が交わされる。一方、今回の子ども議会では「読みやすい広報作り」「鵜殿体育館へのクーラー設置」「稚魚の放流」「安全に通ることができる自転車専用道路の設置」などの質問が投げかけられ、傍聴していて大人と子どもの目線の違いに改めて驚かされた。
 最も驚いたのが、小学6年生の子ども議員からの「学校で集めるお金や幼稚園の保育料などをコンビニで支払えるようにならないか」という質問で、提案の理由は、お金を持って通学する途中に落としてしまう危険性があるためだという。自分の小学6年生時代(20数年前)を思い出してみたが、とてもそんな事に注目できるわけがなかった。仮にあの頃が今と同じ生活環境だったとしても、私にこんな考えができただろうか。「子ども目線」は大人の凝り固まった思考をほぐすのにうってつけだ。

【も】

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る