紀南抄9月23日付

2018-9-22

 今月は敬老の日を含む老人週間(15〜21日)があり、各地で自治体の長らによる長寿激励訪問が行われている。世界の長寿大国となった日本。人生100年時代の到来で、ますます老人パワーがいろいろなところで発揮されるのでは。
 訪問を受けた高齢者には決まって「健康の秘訣(ひけつ)は何ですか」と質問が飛ぶ。「特に何もしていない」と謙遜する方が多いが、食事と睡眠、適度な運動を心がけている方が大半。また、できる限り周囲との交流を図ろうとする意欲も健康につながっているだろう。
 少子高齢化の進展で介護や社会保障をはじめさまざまな課題が浮き彫りになっている。これらの課題解決にあたりながらも、高齢者ならではの知識や経験をもっと生かせる仕組みづくりを行政中心に考えてはどうか。例えば、「おじいちゃんおばあちゃんの知恵袋」といった日常生活でも使える情報をまとめて学校教育での副読本として使用したり、一昔前は多かった内職を各事業所が復活させたり。生涯現役で社会活動に参加できる仕組みがもっとあれば、健康寿命増進につながる。

【F】

社説

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