紀南抄9月14日付

2017-9-13

 年中、防災関係の取材をしているが、この時期は台風シーズンでもあり、また、防災月間であることから頻度も多い。継続して関わっていると取り組みが時には急に、時にはゆっくりと、前に進んでいるのが分かる。それでも災害自体を防ぐことは困難で、やはり「住民の意識の高さ」が、被害を軽減するのに必要だろう。
 できること、できないことの区分け、あるいは分担の割り当てなどをしっかりしておくことが大切だろう。大規模災害の時、避難所運営は、そこに集まった避難者で行うのが原則とされる。たとえば、台風が接近している場合などは自治体の担当者が避難所にいてくれることがあるが、規模が大きくなると現場対応などもあり、全ての避難所に人を配置できなくなる。また、そもそも職員が配置できない避難所もある。
 施設の使い勝手については行政をはじめ施設管理者と話し合いをしないといけない。避難所の多くがバリアフリー化されていないという話を聞いたことがある。ロビーに入れても部屋との境に段があったり、トイレの設備が不十分だったり。「避難訓練」をして課題があれば、行政に働き掛ける。この繰り返しで、ちょっとしたハード面でも対策を進めることも重要だ。

【ま】

社説

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