紀南抄8月3日付

2018-8-2

 「団結力」−集団や組織が一丸となり、協力して取り組む際の構成員同士のつながりの深さや結びつき方の強さを意味する。これは一日にしてならず、日ごろの付き合いや重ねる時間が濃くなくてはならない。
 1日深夜、新宮市内で火事が発生。民家の木造家屋から出火。近隣住民は延焼を懸念し、不安な表情を浮かべていた。
 消火作業にあたる消防は効率よく作業を分担し動く、「連なった」連携がスムーズ。警察は規制線を張り、近隣住民への対応等に尽力するなど、「個々」での連携も素早い。だが、両者とも現場の地理は把握しきれない。町や道の特徴などは地元住民のほうが詳しい。
 住民らで団結、組織される消防団の活動に目を見張った。道路状況を瞬時に把握し、車両の誘導を行い、現場へ的確に駆けつける姿は正に勇猛果敢。官民一体と耳にするが、正にその代表の一つである。団員間のコミュニケーションも熟成しており、短かな指示で皆が行動していた。
 どんな組織にも、団結力は必要なはず。それを磨くには常からの「報・連・相」や「意思の疎通」が重要となる。 

【前】

社説

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