紀南抄8月24日付

2018-8-23

 25日(土)は待ちに待った熊野川温泉さつき「ランチバイキング」だ。7月は台風12号の影響で中止になったこともあり、今月こそはと思われる人も多いだろう。新宮市役所商工観光課から委託を受けて調理を担当している、熊野川ふるさとキッチンにお邪魔した。準備に追われる中、玉置達子代表が快く応じてくれた。
 「大変」との言葉が印象に残った。その大変さを象徴するゴンパチの下ごしらえ。玉置代表自ら採りに行き、かまどでお湯を沸かし、絶妙の時間で湯に通した後、皮をむく。塩をして一晩重しを乗せて置き、冷凍保存。食べる頃合いに再度湯通し、色が変わるタイミングで水にさらし、その後、煮て味付け。大量ゆえに「とにかくむくのが大変」と玉置代表。
 「いただきます」の語源は諸説あるが、仏教の「命をいただく」という意味がある。そこまで大仰に構える必要はないだろうが、作り手の「真心」を「いただく」という思いで手を合わせたい。「いただいた」後に命を燃やす人間の使命の重さも説かれているが…「いただきます」に思いを込めたい。

【茂】

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る