紀南抄8月21日付

2018-8-20

 19日は国連総会で定められた「世界人道デー」だった。世界各地で起きている紛争や自然災害などの人道問題に焦点をあて、支援の輪を広げるとともに、困難な現場で人道支援に携わる人々に思いを寄せるための日。
 国連のアントニオ・グテーレス事務総長は人道デーに向け、「人道援助に頼って暮らす人々は1億3000万人と、記録的な数に達しています。こうした困窮した人々を合わせると、地球上で10番目に大きな国ができ上がる計算になります。(中略)危機の最前線で苦闘する人道支援関係者やボランティアを称える機会でもあります」とメッセージを寄せた。
 「他人ごと」を「自分ごと」にして取り組む多くの人々に出会ってきた。子育て支援や学童保育、調理など、懸命に「人」に尽くしておられる。「廻向」は亡くなった人を弔うということになっているが、仏典本来の意味では生きている人に対して行うこと。人間の尊厳を必要とする人に廻し向けるのが廻向、まさに支援する人のこと。この地の偉大なる支援者とボランティアの皆さんを称賛したい。

【茂】

社説

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