紀南抄8月18日付

2017-8-17

 毎年8月になると、必ず思い出す取材案件がある。3年前の御浜町長選挙だ。同年6月に入社して約2か月は告知記事を書いたり、先輩記者の手伝いをしたりして基礎を勉強。その後、三重県方面の取材を任されたのだが、いきなりの取材が御浜町長選だった。現在の大畑覚町長と当時の町長だった古川弘典氏の2人が立候補しており、2人の横顔取材、告示当日の出陣式、投票日当日まで一連の流れを経験した。右も左も分からない状況だったが、たくさんの人の力を借りてこの1か月を乗り切った。来年、また御浜町長選挙の日がやってくる。
 先日「熊野大学夏期セミナー」の取材で新宮市の高田グリーンランドをたずねた時のこと。会場で3年ぶりに古川氏に会った。地元の御浜町と自身の会社「はる書房」がある東京都を行き来しているそう。選挙戦に臨んでいた、あの時のような力強い表情に見えた。「また町長選に出られるんですか」と聞こうと思ったが、その話題を出すべき空気ではないと思ったのでしなかった。
 今年10月に新宮市と熊野市で「W市長選」が行われる。同月15日告示、22日投開票で日程も全く同じだ。3年前と比べて、いまの自分がどれだけ成長できたか。それを知る機会になるだろう。

【も】

社説

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