紀南抄8月17日付

2018-8-16

 先日、北山村の観光筏下りについて紹介している記事を見た。これはじゃばらと並ぶ北山村の2大産業の一つで、毎年数千人の観光客が利用している。北山村と聞いてイメージするものといえばこの2つが真っ先に候補に上がるが、それ以外に何があるかを考えた時、私の場合は「三県境(さんけんきょう)」という言葉が思い浮かんだ。
 北山村は和歌山県に属しているが、和歌山、三重、奈良の3県に囲まれた、全国唯一の「飛び地」だ。三県境自体は北海道、佐賀県、長崎県、沖縄県を除いた全国43都府県にあるが、いずれも各地に1か所ずつ。しかし、北山村では、村を流れる北山川に沿う形で三県境が5か所存在している。
 以前は交通アクセスの不便さのあまり”陸の孤島”という不名誉な呼ばれ方をしていた北山村だが、ここ数年で道路状況が格段に良くなり、大阪や名古屋方面からも訪れやすくなった。さらに、現在進行中の国道169号奥瀞道路(Ⅲ期)について、仁坂吉伸知事が「本年度は用地取得を進めるとともに、工事に着手する予定」としており、将来に期待できる。

【も】

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