紀南抄7月29日付

2018-7-28

 平成27年5月に紀の川市で下校時の小学5年生の男児が殺害されるなど、登下校時の子どもなどを狙う凶悪事件が全国的に相次いでいる。先日あった新宮・東牟婁ブロック(紀南)の防犯ボランティア交流会でこのことが取り上げられていた。子どもの被害を防ぐためには、子どもを一人で遊ばせない、通学路や公園などでの地域の見守り活動、子どもに自分の身を守る力(危険を察知する、伝える、逃げる)をつけさせることなどが重要だと再認識した。
 子どもの避難場所の一つとして、商店や民家などが協力する「きしゅう君の家」がある。「子どもが逃げ込んできた時は速やかに引き入れてあげる。『もう大丈夫』と落ち着かせてから事情を聞く」という話だった。
 今年5月末時点で、県内の自主防犯活動団体は229団体(約1万5000人)にもなるが、メンバーの多くが高齢者だという点もあり、広い県内で見守り活動を展開するには若者の参加も期待したいところだが、仕事との両立の兼ね合いから、簡単にはいかないのも現状。課題として大きくのしかかっている。

【も】

社説

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