紀南抄6月22日付

2018-6-21

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、初戦で難敵コロンビアを破り金星スタートとなった日本。劣勢が予想された中での勝利だけに、サッカーファンならずとも歓喜に沸いたことだろう。
 この試合をNHKで解説をした岡田武史さん。元日本代表監督で2010FIFAW杯でベスト16に導いたことでも有名。ここまでならご存知の人も多いだろう。だが、岡田さんが「子ども食堂」をやろうとしていることを知る人は少ないのではないか。
 草創期から子ども食堂に携わり尊敬する先輩や友人が運営していることもあり、食糧支援を通じて現状を聞く機会が多い。必ずと言っていいほどかさ高い大人たちが「しつけ」を強要し出すという。その結果、本来支援を必要とする子どもが来れなくなるという現実。
 大事なことは「実家感」と教えてくれた。腹を空かせて帰ってきた子どもが「腹減った飯」と気軽に言える雰囲気のことだ。地域ぐるみで子どもに接し、見守り、笑顔が広がる。心の豊かさを創出するこの地は実家感であふれている。

【茂】

社説

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