紀南抄6月20日付

2018-6-19

 観光目的で那智勝浦町を訪れる場合、日中は大門坂や那智の滝、熊野那智大社、那智山青岸渡寺を訪れ、夜は温泉に入るという流れが多い。昨年、宿泊客数は減少している一方、日帰り客数は大きく増加しているデータもある。同町の観光は朝〜昼で終わってしまうため、夕方〜夜は他の場所で観光し、ついでに宿泊するという流れができてしまっている可能性がある。日が落ちてからも滞在してもらえる取り組みが必要な状況が来ていると感じている。
 町中や観光スポットに人を呼ぶことは、どの町でもやっている取り組みで、これでは地域全体の活性化にはつながらない。普段、人の来ない場所にどうやって人を呼び寄せられるかが問題になるが、同町に限らず、どこの自治体もそれをやる財源、時間、人手など総合的な「余力」が残っていないと感じられる。
 そのような状況であるいま、やはり住民の協力が必要になるだろう。企画を立案して協力を仰ぐのか、初めから住民とともに企画を作るのか、総会など必ず代表者が一堂に会する場で話し合ってみてはどうか。

【も】

社説

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