紀南抄6月17日付

2018-6-16

 6月20日は「世界難民の日」。難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、国連UNHCRやNGOによる活動と理解と支援を深めるため、制定された。 2月10日に那智勝浦町で講演したミンダナオ図書館の松居友館長。友人でもある松居さんがミンダナオに定住し紛争で親を亡くした子どもたちに衣食住を提供し支援する理由は、初めて訪れたミンダナオ島で難民の多さに驚いたことがきっかけと語っていた。
 イラクでエイドワーカーとして活動する高遠菜穂子さんもまた友人である。帰国するたびに難民の劣悪な生活環境を伝えてくれる。「どれだけの支援をしても砂漠に水をまいているようなもの。日本の皆さんの力を貸してください」と涙ながらに話し、「命に国境はない」と訴えている。
 例えば、国連UNHCRでは難民問題解決へ向け500万人の署名を必要として賛同を呼び掛けている。署名なら誰でもできるはず。自分に何ができるのか。紛争ではないが、度重なる風水害で辛酸を嘗めたこの地の人たちとともに考えることができれば…

【茂】

社説

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