紀南抄6月15日付

2018-6-14

 「興味がなくなったら終わり」。先日、新宮市立図書館講座「神倉旧記録への招待」を取材した際の参加者の一言。さすがは講座で自身の知識の幅を広げようという方だ。年齢は80代と推測するが、お元気で講座中は真剣な表情で耳を傾けていた。
 「歴史を読む会」の会員とともに記録を解読した山本殖生さんの探究心、知識、意欲にも脱帽する。神倉山を中心とする歴史が紐解かれた貴重な記録は今後の歴史研究の重要な礎となるだろう。
 取材でお世話になる人生の先輩方にも素晴らしい行動力の持ち主が多い。市内で老若男女に生け花を教えるその方はスマートフォンを購入後、努力。現在では、私が苦手なSNS等を駆使して、ご自身の活動や身の回りの出来事、発見などを紹介している。見習わなくては…。
 90歳を過ぎた今も立ち姿が美しく、スポーツで活躍している方もいる。
 興味を持つことでエネルギーが発生し、行動力につながる。自分に欠けているそれらを補うために「夢中になるぞ」と意気込むも…探すところからの出発に気づき、焦りを覚えた。

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