紀南抄4月21日付

2019-4-20

 「コンビニで電子マネーカードを買って、その番号を教えて」。「有料サイトの未納料金がある。連絡がない場合は法的手続きをとる」。和歌山県警は特殊詐欺被害につながると見られる事案が発生すれば、「きしゅう君」の防犯メールを使い、県民に注意喚起している。タイムリーで有効な啓発手段だが、それでも被害はなくならない。
 特殊詐欺被害は地域に関係なく起きる。被害は高齢者に多いが、若者だって油断できない。1本の電話や1通のメールが事の始まりだ。特に最近は、「アポ電」と言われる、家庭状況や財産状況などを探る電話が増えているのが特徴。いろいろな場面で特殊詐欺の話は聞いているが、自分には関係ないことと感じている人が危ない。いざそのような電話やメールがくれば冷静さを失い、相手の言うままに行動してしまう。
 改元に便乗した詐欺の手口もあちらこちらで出ている。不審な電話やメールがくれば、家族や警察に相談し、個人情報は伝えないことを徹底する。大型連休を利用して実家に帰省する人は、この機会に家族で話題にしてほしい。

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