紀南抄4月21日付

2017-4-20

 先日、新宮市立王子幼稚園の入園式を取材した。私は27年前に同園を卒業し、当時の記憶はほとんど残っていないが、園内の雰囲気はあの頃のままだった。本年度は30人が入園。先生たちが「ご入園おめでとうございます」と呼び掛けると、園児は「ありがとうございます」と返事。かわいらしい姿に、保護者だけでなく私も笑顔になった。私が通園していた頃は3〜4クラスあったように記憶しているが、いまはほし組と支援学級の2クラス。一抹の寂しさを覚えた。
 園舎の向かい側には王子ヶ浜小学校がある。ここも母校だ。グラウンドを眺め、こんなに小さかったかと不思議に思った。小学生の当時は広いグラウンドを友達と一緒に駆け回った思い出が残っている。成長によって視野が変わったせいだろうか。
 校内は耐震整備がされており、屋上は津波避難場所としても利用することができる。熊本での巨大地震から1年が経過し、国民の防災に対する意識は日に日に増している。当地方でも巨大地震が発生するおそれがある。平成7年の阪神淡路大震災では、新宮市も大きく揺れた。この辺りは海に面し、山に囲まれている。有事の際、どこに逃げるか、あるいはどこで家族らと待ち合わせるか、決めておく必要がある。 

【も】

社説

  1. editorial

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