紀南抄4月14日付

2019-4-13

 新宮市議会議員選挙(定数15)を目前に控え、熊野川町住民に思うところを語っていただいた。多かった意見に「循環や市街行きのバスを拡充してほしい」、「買い物難民を解消してほしい」などの訴えが多かった。
 「地方が疲弊している重大な原因は、車に依存しきっている点にこそある」との論を展開するのが藤井聡・京都大大学院教授である。理由はこうだ。「モータリゼーションの進展で鉄道が寂れ、駅前商店街はシャッター通りになり、地元商業に大きな打撃を与える」と訴えている。藤井さんは解決策として次世代型路面電車(LRT)を導入した富山市や、ローカル鉄道を再生して地域の足を確保した和歌山市など、各地の成功例を紹介している。
 車依存症からの脱却を試みたが諦めた人もいる。東北工業大名誉教授の山下三郎さんだ。熊野川町とよく似た環境。山下さんは「コンパクトシティーとかスモールタウンにして、徒歩圏で暮らしを成り立つようにする必要がある」と話している。
 立候補者はどのような取り組みをしていくのか?具体的な政策を求む。

【茂】

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