紀南抄3月8日付

2019-3-7

 新宮市立の中学校で卒業式が行われた。高田中は卒業生がおらず、緑丘、城南、光洋、熊野川の4校で実施。取材記者の原稿で母校の卒業生が60人という数字を見て驚いた。自分のころの半分以下にまで減少している。わが母校に限ってのことではなく、少子高齢化の流れで当然といえば当然だが、数字を見てより実感がわいた。
 新宮市の人口を見ると、毎年300人程度の減少が続いている。この流れは続き、さらに加速する可能性もある。人口が減少すると行政運営の面でも大変。税収が減り市民サービス低下の恐れも。そうならないために、市当局は人口減少を見据えた施策を講じているところだが、特効薬となるものはない。
 定住人口増加を見込むのが難しい以上、交流人口獲得に一層力を注ぐ必要がある。観光産業を柱の一つにしているが、潜在能力を生かしきれていないと指摘する声は少なくない。新宮港に8日、客船「にっぽん丸」が入港するが、その際近隣の観光協会が連携し岸壁で物産販売を行う。客船に限らず、いろいろな部分で広域連携が必要ではないか。

【F】

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