紀南抄3月7日付

2019-3-6

 先日あった新宮市総合教育会議での一幕。「道徳」の授業に関する話題があがった。新宮市では、本年度から小学校で道徳の授業を実施しており、新年度から中学校でも実施が決まっているという。
 ここで気になったのが、道徳とはなにかということ。一言で表すと難しく、この言葉を聞いた多くの人が、人権に関することを学ぶものであるとイメージすると思う。実際に私も中学校の時、毎月第2、第4土曜日あたりに選択授業として道徳の授業があり、そこで差別に関するビデオを見た記憶がある。
 「モラル」という言葉がある。これの意味を調べると「道徳」「人生や社会に対する精神的態度」と出てくる。これを踏まえると、道徳を学ぶということは、「相手の人生や社会での精神的態度を侵害しない人間を育む」ということになるだろうか。
 何気ない行動や言葉で人の心は傷ついてしまう。冗談のつもりが、相手の怒りを買ってしまうことも多々ある。「話す前に、これを言ったら相手はどう思うか考えなさい」。小学校の恩師に教わった言葉は、年齢を重ねるごとに重みを増していく。

【も】

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