紀南抄3月24日付

2019-3-23

 高校を皮切りに始まった卒業式は中学校、小学校と続き、幼稚園や保育園(所)での卒園式も行われている。先日、知人との会話で、「母校がなくなりさみしい思いをしている」という言葉が印象に残った。
 当方の母校は小中高ともにある。この仕事をやっているおかげで、年に何度かは取材で母校を訪れる。当時と変わったところ、変わってないところ、懐かしい気分にさせてくれる。卒業式や入学式など節目の取材になれば、校歌を聞くこともできる。自身の卒業から長い時間が経過しているが、校歌は歌詞を含めて覚えているもので、思わず口ずさんでしまうことも。母校がなくなればこうした思いに浸ることができないと思うと寂しい。
 各校の卒業生の人数を見ると、驚くほど少なくなっている学校もある。統合や休校・閉校は今後も続くのか。学校がなくなれば、子どもらが遠くの学校に通うことになりその分の負担が大きくなる。加えて、コミュニティーの拠点としての機能を併せ持つ学校がなくなれば、地域の活力が失われる恐れも。何とか良い方法はないものか。

【F】

社説

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