紀南抄3月20日付

2019-3-19

 北山村で12月の村議選から適用される、議員定数を6から5に削減する条例案審議の一部始終を取材した。午前9時に開会し、議案の提出者である葛城健也議員が説明、続いて討論に移ったのだが、賛成、反対討論どちらもなかったため、そのまま全会一致で可決承認された。この間わずか5〜10分程度、即行だった。議場にはわたしのほか報道数社が傍聴していた。事前の雑談では「可決はほぼ間違いないけど、討論など含めたら午前中には決まるか」といった予想だったが、あまりに早い決着に驚きを隠せなかった。新宮市議会と比べた報道陣の口から安どの声が漏れた。
 北山村は和歌山県に属しているが、和歌山、三重、奈良の3県に囲まれた、全国唯一の「飛び地」だ。昭和7年には人口2228人、議員定数12で、議員1人あたりの人口は186人。人口減少とともに議員定数も減り、平成19年に現在の6人となった。当時の人口は518人で、議員1人当たりの人口は86人だった。人数が少ない一方、住民からの声を集めやすいという点では良いところでもある。

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