紀南抄3月14日付

2019-3-13

 紀伊半島沖を震源とするマグニチュード8・0、震度6強の地震が発生。千穂第1地区が地震による住宅の被害と津波による浸水被害が発生していることを想定した新宮市社会福祉協議会が市福祉センターで行った「災害ボランティアセンター設置・運営訓練」にお邪魔した。千穂第1地区の住民は、社協職員とともに、ボランティアセンターのコーディネーター役、ボランティア希望者役、被災者役に分かれ訓練に汗を流していた。
 その現場に見覚えのある顔が…熊野川町西敷屋の自主防災会の代表を務める倉谷修二さんだ。「見学に来た」と倉谷さん。しばし、立ち話となった。紀伊半島大水害では10日間も孤立した同地区。ヘリポートもなく、公衆電話は山の上にあるが、高齢者が多く登るのは困難。何ら抜本的な解決策がない中、倉谷さんは頭を悩ませていた。特に安否確認の手段がないとし、衛星電話を使えればとつぶやく。「機械は貸し出してくれるが、基本料が月に7000円。年間で8万4000円必要」と悩みを打ち明けた。公助の出番ではないか。

【茂】

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