紀南抄2月23日付

2018-2-22

 当地域での、とある大規模なイベントでの一幕。プログラムの一環で行われた餅まきの様子を写真撮影していると、「よそ者は拾うな!」という声が聞こえたような気がした。小規模な地区単位での餅まきなら分からないでもないが、県内外から大勢が訪れるようなイベントで、排他的な言葉が聞かれるのは残念でならない。聞き違いであればいいのだが。
 本紙関係で、「市」は新宮市と熊野市があり、「お燈祭り」「熊野花火大会」といった世界に発信できるレベルのイベントがある。那智勝浦町には日本一の落差を誇る「那智の滝」もある。小さな市町にとって、よそから人を呼びお金を使ってもらうことは絶対に必要だ。「ローカルルール」という言葉があるが、地元の人間にとっては当たり前であることでも、他の場所から来た人には分かるはずもない。当地方の人柄は「来る者拒まず」と表現されることも多い。優しく歓迎し、「また来よう」と思ってもらえればと思う。
 観光などを目的に遠方からやってくる車も多い。地理に明るくない状態では、必要以上に速度を落としてしまうなど運転に集中できなくなりがちだ。必要以上に車間距離をつめて「あおり運転」と感じられる行為も多い。他者配慮の心を持って運転したい。

【も】

社説

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