紀南抄2月19日付

2019-2-18

 新宮市文化複合施設について、市民有志から昨年、建設費用や建設地、時期など計画をいったん見直し、住民投票を実施して市民の知恵を集め再度考えようという「住民投票条例」の制定を求める請求書が市に届けられた。今後、住民投票条例制定の議決などの手順を経て、投票が行われる可能性がある。今回のように、住民からの直接請求というのは新宮市では初めての事例だという。先日行われた市議会臨時会での様子や文複施設に関係する住民説明会の様子などを見て、市民の関心も高まっていることが分かる。
 住民投票といえば、4年前、埼玉県所沢市の公立小学校にエアコンを設置するかどうかをめぐる住民投票があったのを思い出した。結果は賛成多数だったが、投票率が31・54%と非常に低く、賛成多数とはいえ当時の有権者全体の20%程度しか賛成票が集まらなかったことに、これは民意と言えるのかという声が上がったそうだ。新宮市の現在の人口は約2万8000人。少なくともこの過半数が参加し、「民意」と言える住民投票になることに期待したい。

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