紀南抄12月7日付

2017-12-6

 今年も暮れに入った。スーパーなどではハロウイーンが終わってすぐにクリスマス飾りが目につくようになる。色で言うなら、オレンジ、明るい紫、黒の取り合わせから、赤、緑、白の取り合わせに代わる。
 先日、NHKのラジオで、滝廉太郎の記念館の話題が取り上げられていた。季節柄、関連する曲として掛けられたのが、東くめ作詞の『お正月』。クリスマスソングが一般的になる前には、この時期の曲として全国各地で大いに流れていたことと思う。今は年末のほんの1週間、まちで聞くだけになっている。
 初出は1901年。小さな子どもの頃からよく知っている曲だが、新宮にゆかりの人が作ったことは、記者になって何年か後に知った。
 新宮市では現在、正午の合図として東くめの『はとぽっぽ』が流れている。以前は火事が起きた時、消防団員の招集の合図にサイレンが鳴らされており、そのサイレン音が昼の合図だったが、平成27年4月から防災無線のスピーカーからメロディが流れる現在の形になっている。
 音楽の切り替えが簡単にできるかどうかは分からないが、年末の一時期だけでも『お正月』にしてはどうか。非常にメジャーで、市民への周知にもつながるだろうし、全国的な話題になりうると考える。

【ま】

社説

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