紀南抄12月6日付

2018-12-5

 一般の民家が、空いている部屋などを寝泊まりできるよう改築し、観光客などに安価で貸し出す「民泊」。部屋を提供している住民には、地元産の食材を使った料理を提供したり、観光スポットなどを案内するサービスを行ったりしている人もいる。地域を深く知ることができるという意味で民泊を利用する人も多い。国内の観光客だけでなく、外国人にも好評だ。これまで、民泊を開業するためには届出や審査などが必要だったが、今年6月15日から住宅宿泊事業法、いわゆる「民泊新法」が施行され、条件がいくらか緩和された。
 紀宝町神内で4年前にオープンした2軒の農家民宿「はなあそび」「るん家(ち)」では、熊野古道をはじめ世界遺産や多くの観光名所に訪れる人たちなどに向けて、素泊まり形式で部屋を貸し出している。外国人観光客にも好評で、地域活性化につながる拠点の一つとして注目されている。
 一方、既存の宿泊施設は、イベントがある周辺の時期は混雑するが、平日の利用が伸び悩んでいる。民泊との共存は地方にとって大きな課題になりそうだ。

【も】

社説

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