紀南抄12月6日付

2016-12-5

 軽快なエンジン音と乗り心地で颯爽(さっそう)と走る「スーパーカブ」。ホンダ製のスーパーマシンで現在も各職種・現場で活躍している。郵便配達員や新聞配達でもよく見掛ける名車だ。
 カブ愛好家の中ではカブの所有者のことを「カブ主」という。よくひねられた名称だ。
 かくゆう私もカブ主であり、一時は遠出したり自身でカブサークルを立ち上げるほど(メンバーが集まらず私のみだが)のカブ好きであった。最近はあまり乗る機会がなく、愛車はホコリをかぶっている。乗らないとエンジンに悪いので動かしてやりたい。
 動かさなければ支障をきたすのは機械だけでなく人間も同じかもしれない。筋肉もトレーニングしないと小さくなり、持つことができた重量が持てなくなり、走っていないと走れなくなる。脳を使用する計算や暗記も同様であろう。
 以前、認知症予防の講演を取材した際に三重大学大学院の佐藤正之准教授が脳を鍛える(認知機能の維持やアップ)には運動が最も効果的と述べ、さらに「運動は非薬物療法の中でも最も効果的で科学的根拠がある。その他の療法は効果がないわけではないが、現時点では研究段階で科学的な証明がされていない」と話していたのを思い出した。まずは愛車と自分自身にエンジンをかけることからはじめようと思う。

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