紀南抄11月7日付

2018-11-6

 「先生は大変」−。中学校教諭の友人からよく聞く言葉だ。日ごろの授業やそれへの準備はもちろん、部活指導での休日出勤は当たり前。子どもたちとの関係づくりも必要で、時には保護者との交流も求められる。「子どもが好き」「学生時代にあこがれた先生のようになりたかった」など、さまざまな希望を持って教員となった人材が厳しい現実に直面している様子は、聞いていて背筋が凍る思いだった。
 教員の過重労働が取りざたされる昨今、御浜町教育委員会は本年度の目標として、時間外労働を月4時間以内にすることや、休暇取得日数を1日増加することなどを掲げている。さらに、町立学校への統一した取り組みとして、月1回のノー残業デー、特定の事情がない限り、部活動休養日を1週間のうち土曜もしくは日曜のどちらかを含んだ2日設定することなどを示している。独自の取り組みとして、夏季・冬季休業中に特定の日を閉校日とし、部活動も休養日に指定している。子どもの教育環境ばかりに注目が集まるが、それには現場で働く職員のケアも欠かせない。

【も】

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る