紀南抄11月30日付

2016-11-29

 「サービス」とは経済用語で売買した後に物が残らず、効用や満足などを提供することで形のない財であり、第三次産業が取り扱う商品と言われている。企業や店舗にとって必要なものであると私は思う。
 最近では観光にも多くのサービスが導入されており、旅行者向けの無料のWi−Fi(ワイファイ。インターネットに対応した機器を無線で接続する技術)などもその1つであり、JR新宮駅など市内だけでも多く利用できる。サービスが行き届いていることが現在の常識となりつつあり、それが悪い店などはクレームの対象となる場合もあると聞く。
 広告代理店の最大手の電通で入社1年目の女性社員が長時間労働の末に過労自殺した痛ましい事実は記憶に新しい。女性社員は月100時間以上の残業をしており、サービス残業が多く、心も体も摩耗していった。さらに上司からは「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」とパワーハラスメント発言まで受けていたという。
 同じサービスと名がついても、人の生活や命が危険となるサービスは悪でしかなく、命(時間)を労働力として提供する者にとって正当な評価や対価が与えられないのは非常に無念であったに違いない。
 私は紙面で地域や読者のためにより良い情報などサービス(効用や満足)を提供していきたい

【前】

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る