紀南抄11月29日付

2018-11-28

 城南校区合同災害避難訓練が行われ、幼稚園、小学校、中学校の子どもらが協力して高台にある近大新宮高校中学校へ避難した。各校単独の訓練は定期的に実施しているが、今回のように地区内の幼小中が合同で行うのはめずらしい。小学生は中学生の行動を見本とし、逆に中学生は見本となるようしっかりとした行動を意識する。相乗効果がある。
 訓練には「助ける側」の心構えを学ぶことも目的の一つとして位置づけられた。予想される南海トラフの地震はいつ発生するか分からない。今は助けられる側だが、将来は地域で活躍する青年として彼(彼女)らが支援の中心にいるかもしれない。地域の訓練に学校単位で参加していくことも効果的。防災意識や技術の向上だけでなく、住民との交流が生まれる。地域コミュニティーが広がるきっかけにもなる。
 人口減少が進む中、若い力は地域の宝。子どもたちを地域で育てるという考えのもと、行政が主導して地域の行事に参加する環境をつくること一つ。各世代が融合すれば地域に活気が生まれ、きっと災害にも強くなる。

【F】

社説

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