紀南抄11月20日付

2018-11-19

 自宅の目の前に大きな倒木がある。今年9月はじめに発生した台風21号で折れかかり、同月末の24号で倒れたものだ。私が見てきた限り、過去のどの台風でも倒れなかったほどの木だったが、ついに倒れた。長年、強い雨風に耐え続けてきたため、経年による浸蝕があったのか、今回の台風が特別強かったのかは分からないが、驚きを隠せない。
 本紙関係の代表的な台風といえば、明治以降、最大の人的被害を出した「伊勢湾台風」や、7年前の「紀伊半島大水害」の要因となった台風12号があがる。台風によって私たちは甚大な被害を被ったが、被害を軽減するため、備える大切さも学んできた。また、最近は紀伊水道を震源とする地震が頻発しており、南海トラフを震源とした巨大地震が危惧されているところだ。
 何を準備しておくと便利なのか、どこにどのルートで逃げるのか、被災後にどうやって生活を立て直すのかは避けては通れない課題となる。災害に対する備え、命を守るための避難、生活の再建を図る方法の構築はひとまとめで考えなければ。

【も】

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