紀南抄10月20日付

2016-10-19

 和歌山県によると、県への外国人宿泊者数は平成25年から史上最高記録を更新中で、昨年は42万7594人だった。外国人観光客が旅行中に困ったこととして、「施設等のスタッフとコミュニケーションがとれない」が35・7%と多くを占めている。新宮市でも、熊野速玉大社や徐福公園など町中でたくさんの外国人観光客と出会う。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に触れようとしているのだろう
県は今年8月、外国人観光客の利便性・満足度が向上するよう、多言語による電話通訳・簡易翻訳サービスを始めた。翻訳対象は、宿泊施設、免税店、観光施設、観光案内所等の県内観光関係事業者。電話通訳、簡易翻訳ともに10か国語に対応しているということで、県の観光客誘致への強い姿勢がうかがえた。サービスの対応内容は、日常会話程度を想定しているということで、医療通訳や法律相談などの専門的な通訳・翻訳は対象外だそうだ。外国人観光客から、おすすめの観光スポットを訪ねられた時、パンフレットなどに載っていない、地元の人間しか知らない名所を教えることができるかもしれない。教えたくても、外国語で道のりを教えることができなかった人もいたかもしれない。なんとも夢のあるサービスだと感じた。

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