紀南抄10月8日付

2016-10-7

 秋本番を迎え、各地で祭りや運動会が続いている。取材で現場を訪れると、催しに参加している人や見物に訪れている人らの熱気が伝わり、こちらも感動することが多い。その状況を読者にも伝えたいと思いながら写真を撮り、記事を書いている。
 新聞で最初に目にとまるのは写真、次に見出し、そして記事の順。写真は静止画だが、できる限り現場の臨場感が伝わるようなものが求められる。そのインパクトが弱ければ、記事を読んでもらうに至らない可能性もある。
 フィルムを使っていた時代と違い、今はデジタルカメラを使用するため、撮影枚数は比べ物にならないほどだ。「下手な鉄砲も数打てば当たる」と言われる。無意識のうちに数百枚を撮影し、選定に苦労することも。本来であれば、ある程度の枚数で意図のある、狙いを定めた写真が撮れるのが一番。常にそれを追求しなければならない。
 無駄な空間をなくすよう心がけている。不要な部分は加工時にトリミングするのも一つだが、撮影の段階においてフレームで勝負することが大切。また、背景や周囲にも気を配らなければならない。自分で撮影環境を整えられる場面では、不要なものはフレーム外に移動させる。基本に忠実に、撮影の腕を磨く努力を続けたい。

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