紀南抄10月26日付

2016-10-25

 取材先の建物の一室で、ふと天井を見上げると住宅用火災警報器が目に入った。住宅用火災警報器は設置が義務付けられているが、なかなかすべての家に設置するのは簡単ではない。総務省によると、平成27年6月1日時点で、新宮市消防本部管内の設置率は84%。全国平均の81%より若干上回ってはいるが、100%には届いていない。
 新宮市では、天ぷら油を火にかけたまま、その家の住人が隣の家に出掛けてしまい火事が発生した事例がある。この事例では、住宅用火災警報器が鳴り出したため、早期に火事に気付く事ができ、すぐに消火して事なきを得た。警報器を設置していなかったらどうなっていたことか。。
 火災は他人事ではない。付近で発生した火事が延焼、自分たちの家に被害が及ぶおそれがある。また、自分の家で発生した火事が他人の建物に被害を及ぼすことも。警報器は基本的に電気屋で安価で手に入る。近年、高額な設置料金や点検料金を請求する訪問販売が確認されているので注意したい。地震や台風から身を守ることだけでなく、火事に対する備えも大きな「防災対策」だ。火の近くに燃えやすいものを置いていないか。コンセント周りに溜まったほこりも火事の原因になる。私もいま一度確認しなければ。

【も】

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