紀南抄10月25日付

2016-10-24

 プロ野球の日本シリーズが開幕し、広島が本拠地で日本ハムに2連勝した。広島は大声援をバックにシーズン中通りの野球ができている。一方、日本ハムは硬さが目立ち、投打の歯車がかみ合っていない。札幌ドームに戻る第3戦以降の巻き返しはなるか。
 先日のドラフト会議では、多くの有望選手がプロの門をたたくことになった。高校ビッグ4と呼ばれた投手4人はいずれも上位指名となったほか、史上初、外れ1位で5球団の指名が競合するという話題性もあった。
 こうした華々しい舞台とは逆に、この時期、各球団では来年の戦力構想から外れた選手に通告する、いわゆる“クビ宣告”。プロ野球選手の多くは単年契約。活躍すれば給料は上がるが、活躍できなければ給料は下がり、それが何年も続くようであれば、身分の保証はない。厳しい世界だ。
 県立新宮高校出身、福岡ソフトバンクの巽真悟投手にも先日、球団から戦力外が言い渡された。2008年に近畿大からドラフト1位で入団。昨年、中継ぎながら待望のプロ初勝利を上げ、今季の飛躍が期待されたが、結局1軍での登板はなかった。選手層の厚い球団だけに、チャンスはそれほど多くなかった。本人は現役続行を希望していると報じられていた。地元選手の再起を期待したい。

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