紀南抄10月13日付

2017-10-12

 先日、新宮市内でグラウンドゴルフ大会の取材をした際、「新宮市内でプレーできる場所をもっと増やしてほしい。串本町は十分に場所があり、プレーするのに困らない」とうらやましそうに話していた。市内の蓬莱グラウンド(旧蓬莱小学校)や市民グラウンド(佐野)は他の競技でも多く使用があるため、自分たちの思い通りにとはいかないようだ。
 市内のテニス愛好家の知人は「新宮市内にテニスコート建設を」と市当局に要望を繰り返している。市内のコートは数が限られ、隣まちの那智勝浦町や紀宝町のコートを借りてプレーすることが多いからだ。この愛好家は「コートができれば、温暖な気候を生かして学生らの合宿誘致も可能」と話す。
 スポーツや文化活動を行う人らにとって、グラウンドや発表の場は必要不可欠なもの。もちろん、すべての要望に応えることは難しいが、こうした市民の声をまずは聞き、方策を考えるのは行政の大切な仕事。
 市長選が15日に告示される。立候補予定者はそれぞれの政策を掲げ、前哨戦を展開しているが、市民目線に立っての市政運営を考えてもらいたい。大きな改革が必要なときもあるが、小さなことからコツコツ積み上げていくことが、本当の市民サービスにつながる。

【F】

社説

  1. editorial

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