紀南抄1月9日付

2019-1-8

 正月休みに子どもの居場所づくりのボランティアに行くため、子どもたちのお土産にミカンを求めて新宮市の店へぶらりと立ち寄った。「甘くて、量がいっぱいあるミカンをください」と注文すると、女性店主が「子どもが帰ってくるの」と問いかけてきたので、事情説明のため、しばし立ち話しとなった。主旨に共感してくださり、「お兄ちゃん、これ1袋買って。後の1袋は私が寄付するわ」と、何とも心温まる心寄せをいただいた。子どもが病気で苦労したといい「社会的弱者が暮らしやすいまちは、そうでない人にとっても暮らしやすくなる」と…。この一言が問題解決の全て。
 本紙エリアの市町は「暮らしやすいまちづくり」を掲げている。声を上げることができない当事者、社会的弱者を抱える家族の発する声なき声を聞く努力をし、解決に向け動けば、暮らしやすいまちへと大きく変わることだろう。歴史の転換点となる本年。本紙新年号のテーマ「新化」と「進化」、さらに「深化」を加え、暮らしやすいまちへと「変化」を遂げる一年に。

【茂】

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

名刺印刷承り中

ページ上部へ戻る