県議員と高校生が意見交換
政治や地域について話し合う

photo[5] 和歌山県議会議員と高校生の意見交換会が18日、県立新宮高校で初めて行われ、県議5人と同校の生徒15人が、若者が抱く疑問や意見などについて、自由に語り合った。
 公職選挙法の改正で選挙権が18歳以上に引き下げられことを受け、高校生を中心とする若い世代に政治や選挙、議員という職に興味を持ち、将来、積極的に政治に参加してもらうことなどが目的。今年3月に死去した故・浅井修一郎議長の「若者の率直な意見を聞き取る場を作りたい」との発案から議会改革の一環として企画された。いち早く同校が手を挙げたため、初の実施となった。
 メンバーは各会派からの代表者で構成されており今回は、服部一副議長、森礼子議員、山本茂博議員、長坂隆司議員、多田純一議員の5人が参加した。選挙活動とならないよう、実施する学校が所在する選挙区の議員は参加できないことをルールとし、選挙活動や政党の宣伝にならないように注意する一方、高校生の率直な意見をくみ取るため、事前すり合わせをせず、どんな質問も受ける「ざっくばらんな交流」を目指し行われた。新宮市選挙区選出の濱口太史県議はルールに沿って傍聴席で様子を見守った。
 はじめに服部副議長が「われわれとしては高校生の皆さんの意見が聞きたい。緊張せずにざっくばらんに聞いてください」とあいさつ。続いて、生徒と議員一人一人が自己紹介を行った。
 生徒から議員に「議会の仕事はどのようなものですか」「若い世代の政治への関心の低さについてはどう考えていますか」など質問があり、それに対し、多田議員が「執行機関である県知事が政策を行う上で、議員はきちんと政治ができているかをチェックする立場にある。また、県民から身近な要望を受け県政に反映させること」とし、「身近に感じてもらえることが大事。今回の意見交換会もそう。会話のキャッチボールから関心が高まる」などと返答した。
 続いて、服部副議長が「高校生と地域のふれあいや交流について皆さんはどうですか」と質問。生徒は自身が参加したボランティア活動などを説明した。その際に、森議員は「防災訓練などに参加することが良いと思う。顔見知りも増え、学んだことは災害時に役に立つ」と提案し、長坂議員も「地域活動としては若い力がほしい。防災訓練などは一番良い例であり、祭りでも若い力を必要としている」と述べた。意見交換会の方法についての話題もあった。
 意見交換会を終え服部副議長は「初の実施だったが、生徒の意見も活発でよかった。生徒が今日のことを周囲に話して広がることで若者政策につながれば」と語った。生徒会長の藏本梨奈さん(3年)は「政治との距離を身近に感じることができた。投票に行く際はしっかりと主張を聞いて考えたうえで判断したい」と話していた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今月のニュース

2017年11月
« 10月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

社説

  1. editorial-5-300x220

新聞広告ガイド

印刷各種承り中

ページ上部へ戻る