施設老朽化に伴い移転へ
放課後児童クラブ
旧西別館を利用
- 2017/5/19
- ニュース
新宮市の本年度「まち・ひと・しごと創生総合戦略関連事業」のひとつに、子育て環境整備に関連した「放課後児童クラブ施設移転改修事業」がある。
同市井の沢にある放課後児童クラブ「タンポポくらぶ」が今年で築47年となり、建物の老朽化やより広い子育て環境確保のため、市役所新庁舎への移転前に市教育委員会が使用していた建物(西別館)の一部を改修した後に移転する。予算は3100万円。市子育て推進課によると、年内に引っ越しを目指しているという。
タンポポくらぶは、保護者が仕事などで昼間留守にしている小学校の児童を対象に、放課後の生活を守るため昭和45年に建てられた。今年4月1日現在で約50人が登録している。
移転先となる西別館の1階部分を、児童が遊んだり勉強したりできるような空間に整備するとともに外壁を補修する予定で、現在は設計段階。移転後、旧施設の利用方法については、タンポポくらぶ側から、備品の保管などで使用したい意向を受けているという。