文化財10件を追加認定
日本遺産「鯨とともに生きる」

photo[1] 和歌山県は、平成28年度に日本遺産に認定された「鯨とともに生きる」の構成文化財に10件の追加申請をしていたが、このほど文化庁から認定を受けた。
 「鯨とともに生きる」は、熊野灘地域で古式捕鯨が産業として定着、発展した背景と今に受け継がれている捕鯨文化にまつわるストーリー。今回の10件を加え、構成文化財数は29件になる。
 追加認定された構成文化財は、▽孔島厳島神社の石造物(新宮市)▽三輪崎八幡神社の石灯籠(同)▽宇久井半島の山見台跡群(那智勝浦町)▽太地角右衛門の墓(太地町)▽刺し加子墓(同)▽梶取崎狼煙場跡(同)▽樫野崎の鯨山見(串本町)▽串本町史編纂(へんさん)資料(同)▽有田八幡神社寄進札(同)▽古座組鯨方石宝(同)−の10件。
 このうち、孔島厳島神社の石造物は、太地鯨方「角右衛門一類」太地与一頼任が奉納したもの、法華塔は三輪崎鯨方「御組」羽指中彦太夫、新太夫らが建立したもので、鯨方の信仰を物語るものとなっている。梶取崎狼煙場跡は当時、沖の船団に連絡する唯一の手段だった狼煙場の様子を今に伝えている。
 日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定。ストーリーを語る上で欠かせない魅力あふれる文化財群を地域が主体となって、総合的に整備・活用し、国内・海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図る。
 全国の認定件数は54件、うち和歌山県内は3件。

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