音無茶の新茶を神前に
茶産業の発展などを祈願
田辺市本宮町

photo[4] 田辺市本宮町の熊野本宮大社で16日、同町特産「音無茶」の収穫を前に「新茶祭」が営まれた。大社裏の茶園(約10アール)で、赤いたすき姿の巫女2人と敬神婦人会役員5人が、茶の新芽を丁寧に摘み取った。
 続いて本殿前で神事が営まれ、本宮町茶業生産組合の松本喜代志組合長代理、JAみくまのの関係者らが参列。摘んだ茶葉を神前に捧げ、音無茶の品質向上や茶産業の発展を祈願し、巫女が神楽・浦安の舞を奉納した。
 九家隆宮司はあいさつで、平安時代に京都から持ち込まれたと伝わる音無茶の歴史を解説。「当地のお茶を一人でも多くの方に知っていただき、地域の産業の発展に力が入れば」と語った。同大社では一番茶を毎年皇室に献上している。
 音無茶の茶葉は現在、同町の約40戸・約5ヘクタールで収穫し、煎茶などに加工される。JAみくまの営農経済部営農販売課の森真次課長は、「今年は3月の寒さで芽の動きが少し遅く、一番茶の茶摘みと三里製茶工場の稼働は5月の連休明けぐらいになると予想する」と話していた。

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