新年度予算案
一般会計は159億6871万円
合併後最大の減少率

 新宮市は22日、平成29年度一般会計予算案を発表した。総額は歳入(収入)、歳出(支出)それぞれ159億6871万2000円で、前年比22億7263万2000円(12・5%)の減少となった。平成17年の旧熊野川町との合併以降、最大の減少率となった。大きな要因は、新宮市文化複合施設の建設が延長されたことに伴うハード事業費の減少によるもの。新年度は市役所新庁舎や熊野川町日足の復興祈念公園、避難路が完成予定。また、防災対策関連事業や福祉、教育、まちづくりにも重点的に取り組んでいく。

歳入・歳出
 歳入のうち、市税などの自主財源は46億2747万5000円(29%)、地方交付税、市債などの依存財源は113億4123万7000円(71%)。このうち、市債は、合併特例事業債が庁舎建設事業や復興祈念公園整備事業の事業費減や、その他事業の絞り込みなど歳出削減を行い、前年比54・3%減の15億6490万9000円となった。繰入金のうち、基金繰入金は各目的に応じて繰入を行い、特に新宮城跡・新宮城下町遺跡発掘調査事業に熊野川関連施設整備基金を繰り入れたことなどにより、前年比27%増の8億4745万1000円となった。
 一方、歳出では投資的経費(公共施設や道路など将来残るものの整備経費)は16億7696万1000円で、前年に比べて13億5221万5000円(44・6%)の減少。橋本隣保館・児童館の施設改修や新庁舎での耐震性貯水槽設置、重要文化財である旧西村家住宅の保存修理などによって増える部分があるが、新庁舎などの整備が完了することなどで事業費を圧縮した。

特別・企業会計
 特別会計予算案(国保などの特別予算案)は96億5005万1000円で、前年度比2億104万2000円(2%)の減少。企業会計予算案(水道や病院の予算案)は90億7420万6000円で前年度比2億1561万6000円(2・4%)増加した。一般、特別、企業の会計予算案の総合計は346億9296万9000円で、22億5805万8000円で6・1%の減少となっている。

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