フランス客船が新宮港へ
外国からは一昨年以来
平安衣装の女性が出迎え

新宮港に入港したル・ソレアル

 フランス客船「ル・ソレアル」が5日朝、新宮港に入港した。外国の客船入港は平成26年9月のザ・ワールド以来となる。新宮市は岸壁でセレモニーを実施。平安衣装の女性らが出迎えてもてなした。
 ル・ソレアルはポナン社が所有。総トン数は1万700トン、全長は142メートル。香港、基隆(台湾)、石垣島、那覇、油津、高知、清水、東京、下田、新宮、大阪を巡る。約200人の乗船客は香港で乗り込んだという。
 岸壁には、フランス語で「ようこそ新宮へ」と書かれた看板を設置。歓迎ののぼりも立てられた。セレモニーでは、田岡実千年市長があいさつ。「世界遺産である熊野の玄関口、新宮港へようこそ入港いただきました。心より歓迎します。熊野には、歴史や文化を今に伝える史跡が多く残っています。出港までの間、蘇りの地の熊野を存分にお楽しみいただければ」と呼び掛けた。平安衣装女性らによる花束贈呈もあった。
 これらを受け、ル・ソレアルのデビアン・ミカエル船長があいさつ。「この地に来られたことをうれしく思う。寄港できたことに喜びと名誉を感じています。私たちの日本クルーズはたくさんの成功を収めています。今後もずっと続くことを望みます。素晴らしいセレモニーとおもてなしを、心より感謝します」と語った。
 この後、乗船客が下船を開始。この日のために用意されたフランス語版の、新宮市内の観光名所を印刷した直径4センチほどのバッジを、平安衣装の女性などが乗船客に手渡した。乗船客らは豪華な平安衣装に喜び、記念撮影を楽しむなどしていた。岸壁には、新宮港と新宮駅を往復するシャトルバス1台、熊野三山めぐりや瀞峡ジェット船へと向かう大型バス5台などが待機しており、乗船客のほとんどはこれらに乗車して観光に出発した。
 なお、正午からは岸壁で新宮市と那智勝浦観光協会による地元物産販売、午後6時45分からは地元太鼓グループ「紀宝楽」による太鼓演奏での見送りを予定。警備の都合上岸壁には近づけないが、午後6時45分には解除となるので、新宮市は見送りの市民参加を呼び掛けている。
平安衣装の女性と記念撮影を楽しむ乗船客

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