追加登録で参拝者増える
阿須賀神社 総代の意識も変化

訪れる人が増えた阿須賀神社 新宮市の阿須賀神社(阿須賀王子跡)が世界遺産に追加登録となり、約2か月が経過。登録前と比べると明らかに、参拝客が増加しているという。
 阿須賀王子跡は、那智勝浦町や田辺市本宮町などの熊野古道とともに10月24日、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録。これに伴い国内外で知名度が向上し、参拝客が増加することが予想されていた。
 同神社の社務所で27日に受け付けを行っていた、氏子総代の新家守司さん(59)は、登録後の変化を実感する部分として「朱印」をあげる。「朱印を求める人は以前なら平日はほとんど1けた台だったが、登録後は平日で2けたになることも」と話す。
 団体客も増加している。「土曜や日曜に、団体の参拝客が小型や中型のバスで来ることも増えた。人数はだいたい20人前後でみえられる」と語る。
 朱印の申し出、団体の来訪者ともに外国人の割合は少ないが、全体で見ると外国人の参拝客も増加している。「外国人は主に2人か3人など少人数で、1人の場合もある。古道を歩くのか、大きなリュックを背負っている人もいる。民泊をしている日本人が、宿泊中の外国人を案内して来られる場合も」と話す。
 新宮市観光協会で紹介されたという参拝客も増えた。「阿須賀神社という世界遺産の神社もありますよと紹介してくれているらしい。県が追加登録記念スタンプラリーをやっている関係もあって、寄る人が増えた」と明かす。
 追加登録により、氏子総代の意識にも変化があったという。「できることからちょっとずつということで、境内の色あせた部分のペンキ塗りなどを行っている。地域の氏子たちで守ってきた神社。今後も地域で守っていかないと。まずは足元をしっかりして、それを広げていくかたちで、世界遺産にふさわしい神社にしていかないと」と力を込めた。

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