49年間、登下校を見守る
紀宝町の福中さん
交通安全功労者表彰

photo5 紀宝町鵜殿の福中博さん(72)が49年間にわたる地元の児童・生徒の登下校時の安全通学の見守り活動やあいさつ、声掛け運動などの貢献がたたえられ、「平成28年度交通安全功労者交通対策本部長表彰」を受章した。その伝達式が28日、同町役場で実施され、西田健町長から福中さんに表彰状が手渡された。
 同表彰は、交通安全の確保、交通安全思想の普及に貢献し、顕著な功績のあった個人、団体、市町村に対して、交通対策本部長(内閣府特命担当大臣)が表彰するもの。
 福中さんは、同町鵜殿地区で年始年末、盆、日曜日を除く、ほぼ毎日、朝は福祉センター近くの日高橋で、午後は鵜殿保育所付近の横断歩道で1時間以上立ち、通行車両や不審者等に注意し、現在も子どもたちの安全を守り、事故防止や防犯活動に努めている。また、見守り活動と並行して、消防団員を52年務め、鵜殿地区の交通安全対策協議員としても活躍している。
 受章について福中さんは「うれしい。子どもたちのおかげだと思う」と喜び、長年活動続けてこられた要因として「元気な子どもたちとふれあうことが支えになった」と話した。
 西田町長は「49年間は実に長い。よく頑張っていただきました。子どもたちも福中さんとあいさつを交わすことを喜んでいる。まだまだ頑張ってもらいたい。本当におめでとうございます」と語った。
 なんらかの形で地域に貢献したいと考えていた福中さんは昭和40年ごろ、国道の横断歩道を渡ろうとしていた子どもたちが長い車列のため道路を渡ることができなかったのを見て、活動を始めることを決意。それが活動を始めるきっかけとなり、現在に至る。平成21年に病気のため、左足のひざ下を20センチ切断する手術を経験するも、回復後、いつものように見守りを続けている。
 福中さんは「子どもたちの姿を見て、話すことが一番の楽しみ。これからも体の続く限り、続けていきたい」と笑顔で語った。

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