巡礼道結ぶ「和の守」完成
漫画家の荒木さんデザイン
熊野本宮大社

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 お守りはレピア織の生地で、幅6センチ、縦9センチ。片面は熊野古道と飛び立つ八咫烏(やたがらす)をデザインし、自然への敬意と成長を意味する若い緑色が基調。もう片面はサンティアゴ巡礼道を表し、象徴の貝殻や、癒しのラベンダーを配置した。
 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」などで国内外に知られる荒木さんは、約15年前に取材で熊野古道を歩き、その後も度々参拝に訪れている。その縁で九鬼宮司が昨年デザインを依頼し、荒木さんが快諾した。
 荒木さんは「大変光栄です。心を決めて何かに立ち向かう時、また志半ばで道に迷った時、勇気が出るようにと願ってデザインさせていただきました」と話した。お守りのデザインは初めてで、印刷との違いを計算する難しさもあったという。また「どこかへ旅に出る時、仕事でも恋でも戦いを挑む時、よろしければお持ちいただければと思っております」と、コメント。
 九鬼宮司は謝辞を述べ、「新たな熊野のスタートだと思っています。お守りを持っていただいて、気持ち安らかに、和合、平和の祈りをささげられれば」。「このお守りをお持ちいただくことにより、家族、恋人、友人への愛情・友情が増し、ひいては世界の人々が国境を越え、地球に生きる人類の一員として、共に平和への歩みを進められることをお祈り致します」と話した。
 一番乗りでお守りを手にした同市中万呂の漁崎修市さん(43)は、小学生の頃から荒木さんのファン。「感無量です。自分は会社経営をしているので、より勇気をいただいて頑張りたい。夢はラベンダーの咲く季節にお守りを持って、スペインへ旅行すること」と話していた。
 お守りは初穂料2000円。授与は一人3体まで(郵送不可)。

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