小雨の中、勇壮に渡御
三輪崎八幡神社例大祭

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 神社での神事のあと、「ワッショイ、ワッショイ」という活気のある掛け声とともに約70人のかつぎ手や介錯(かいしゃく)にかき上げられた神輿は同神社を出発、御旅所(おたびしょ)である三輪崎漁業協同組合前へ渡御を行った。山車は恵比寿、二十四孝、大黒天が続いた。後方2台が松葉を飛ばし、何度も激しく衝突する様子は圧巻で、見物する人は大きな拍手と歓声を送った。
 同漁協前に到着し、御旅所神事を斎行(さいこう)。その後、同漁協市場で三輪崎郷土芸能保存会(濱口仁史会長)の獅子神楽や、三輪崎婦人会、台楽保存会、若吉会の各団体の演目が披露され、来場者を楽しませた。
 神前で同保存会が、今年日本遺産にも登録された三輪崎鯨踊りを奉納後、神輿は御旅所を出発、町内を練り歩いて神社に帰着して、例大祭は幕を閉じた。
 例大祭の成功へと尽力した三輪崎漁業協同組合の海野義尊組合長(66)は「祭りは地域を思う心を育む存在。今年も子どもがたくさん参加してくれていて、とてもありがたい」と感極まった様子だった。
 濱口会長は「これからもこの文化を継承していくために、地域と一緒に努力していきたい。地元の学校などの協力のおかげもあり、今年も4人が入会した」と地域への感謝を表した。
 今年、神輿の総監督を務めた大西誠さん(44)は「みんな頑張ってくれた。最後までできて良かった」と安どの表情を見せた。
神輿が通る沿道に住む長崎敬二さん(85)は「ずっと見ている。今年は雨が少し残念だったが、神輿の盛り上がりはすごい」と話した。
三輪崎八幡神社例大祭の様子は後日、写真グラフで紹介する。

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