ハナゴンドウが初水揚げ
漁解禁から9日目 約20頭
太地町 反捕鯨団体など混乱なく

%e5%a4%aa%e5%9c%b0%e3%81%ae%e8%bf%bd%e3%81%84%e8%be%bc%e3%81%bf%e6%bc%81 太地町漁業協同組合太地いさな組合(小畑充規組合長)の追い込み漁漁船が9日、同町畠尻湾内に追い込んだハナゴンドウ約20頭を捕獲した。同漁協によると、同日午前5時15分に12隻22人の船団で太地港を出発。午前8時45分、太地沖7マイル(約13キロメートル)の熊野灘で約30頭のハナゴンドウの群れを発見。約1時間半かけて畠尻湾に追い込んだ。
 船団は午前10時20分頃、体長約2・8メートルのハナゴンドウ約30頭を湾内へ誘導。入り江の内側に追い込むと小型船に乗った漁師が湾内を塞ぐ網をかけ、追い込みは完了した。
 太地町漁業協同組合の貝良文参事(56)は「ようやく初漁が出て、これでひと安心。よかった」と解禁日から9日目にしての初水揚げを喜んだ。これまでの漁に関しては「何度か追い込みを試みたが、台風の影響で沿岸部に水潮(雨等の淡水がまじる状況)が発生していたので、難しかった」と振り返るとともに、「ただイルカ類も一度見つかっている。今期の豊漁を期待したい」とコメントした。
 同組合は、追い込んだ約30頭のうち、小さな個体を除く約20頭を捕獲。この日水揚げされたハナゴンドウはと殺されて当日入札にかけられ、食用肉として都市部に送られる。
 なお、追い込み漁の漁期はイルカ類が来年の2月末日まで、ゴンドウ鯨類が来年の4月30日まで。今期の捕獲枠は1820頭となっている。
 漁が行われた湾内には反捕鯨団体のメンバーと見られる外国人女性1人が漁の模様を撮影するなどの活動を行っていたが、警察と海保が警戒する中、目立った混乱もなく漁は終了。貝参事は「今年反捕鯨の活動家を見たのは今日が初めて。漁協の近辺にも来ていなかった。入管で管理してもらっていることが大きい」と安どの表情を浮かべた。

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