夢と希望のせ走り続ける
「オーシャンアロー」運行20周年

夢と希望を乗せて出発する JRきのくに線の新宮駅から新大阪駅までを運行する特急くろしお「オーシャンアロー車両」(283系)が7月31日に運行20周年を迎えた。同日、新宮駅で「オーシャンアロー車両20周年記念出発式」が行われ、多くの関係者に見守られながら、列車は夢と希望をのせて新たなスタートを切った。
 オーシャンアロー283系は、平成8年7月31日にデビュー。「スーパーくろしお・オーシャンアロー」の愛称で親しまれ、「海と太陽が大好きな列車」のキャッチフレーズで、多くの人が利用してきた。
 車体は南国へのリゾートムードを盛り上げる鮮やかなブルー。先頭車の鼻先と輝く眼(ライト)はイルカをイメージして設計された。3号車には雄大な太平洋の景色をより楽しめるように展望ラウンジが設置されている。また、先頭車両には20周年を記念ロゴが12月31日まで張り付けられている。
 出発式には、田岡実千年新宮市長、寺本眞一那智勝浦町長、三軒一高太地町長ら行政関係者、新宮市観光協会の丹羽生会長ら観光業関係者、JR西日本和歌山支社の伊藤義彦支社長、川本保彦新宮駅長、20年前の新宮駅長だった溝口公司さんらが出席。30年、50年先の活躍に期待を寄せた。
 伊藤支社長は「この20年、和歌山と大阪を結ぶ特急列車として、多くの皆さまにご利用いただいてきました」と感謝を示し、さまざまなイベント開催による利用客の増加や水害による被害を乗り越えた事を振り返り、「オーシャンアローは、これからも地域の皆さまとともにあり、和歌山に多くの皆さまをお連れできる列車として疾走して参ります。引き続きご愛顧をお願いします」と呼び掛けた。
 田岡市長は「これからも、多くの方にオーシャンアローに乗って風光明媚な海岸線を楽しみながら新宮市にお越しいただけるよう、しっかりと観光施策に取り組んでいかなければ。今後、オーシャンアローが住民に愛され、多くの観光客を熊野の地に呼び寄せる地域になくてはならない乗り物として運行できるように願っています」と話した。
 20年前、オーシャンアローのデビューを見守っていた溝口さんは「あっという間の20年だった。この列車に乗って、多くの人たちが新宮にやってきたのを思い出す」と昔を懐かしんでいた。
 現在、20周年を記念して、オーシャンアロー283系の指定席またはグリーン車を利用する人に対して、券番「0283」が記載された記念乗車証を配布している。また、新宮、紀伊勝浦、串本駅などのみどりの窓口では、20周年記念台紙と7駅(新宮、紀伊勝浦、白浜、和歌山、天王寺、新大阪、京都)の硬券入場券が含まれた記念入場券セットを12月31日まで販売している。3500セット限定で、1セット900円。ひとり5セットまで購入できる。
20周年を祝ってテープカット

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