貯木場通り市道へ接続
新宮紀宝道路で説明会
渋滞緩和求める声も

事業概要を説明する国交省職員 一般国道42号新宮紀宝道路説明会が28日、新宮市の熊野地会館であった。紀宝町から橋を渡り、新宮市あけぼので道路が接続。原木市場の貯木場を通り、エノキ商事の軽油・灯油専門スタンドあたりで市道蓬莱王子ヶ浜線と接続。合わせて県道231号あけぼの広角線があけぼの地区の一部で拡幅されることも紹介した。周辺住民からは、インター部分(接続部)や、その先にある市立総合体育館付近のT字路での渋滞緩和策を求める声があがった。

 国土交通省紀南河川国道事務所の主催。周辺道路説明で和歌山県東牟婁振興局新宮建設部、新宮市都市建設課なども同席した。地権者15人をふくみ、市内外から約70人が出席した。
 国交省職員による事業概要説明によると、新宮紀宝道路は紀宝町の矢渕交差点あたりから橋を渡り、県道を挟んで川沿いの貯木場の西側一部(新宮側)をかすめ、陸側の貯木場の中央あたりを通過。軽油・灯油専門スタンドあたりで市道と垂直に接続する。時速80キロ走行の自動車専用道路で、片側の道路幅3・5メートルの2車線。両側にある路肩は1・75メートル。道路全体の延長(距離)は2・4キロとなる。
 陸上では盛土工法(台形状に土を積み上げた工法)で建設する。下部の幅は最大80メートル。道路部の高さは約10メートル程度とし、想定津波浸水深に対する安全性を確保する。なお新宮市はこれに関して、津波一時避難場所としての使用を国交省に打診している。
 市道との接続部のうち、王子ヶ浜側は直線と上り用右折レーンを設け、新宮紀宝道路へと上る右折車が直進車の妨げとならないようにする。新宮側は新宮紀宝道路への上りが左折になるので、混乱は生じないと考えそのままとなる。今後は必要となる用地の幅杭を、7月後半から8月に打設。その後で用地買収へと移っていく。道路完成は10年後を目指すとしている。
 県職員による、県道拡幅の説明もあった。拡幅は川側の貯木場前から、市田川にかかる貯木橋までの延長(距離)450メートルで計画。片側の道路幅3メートルの2車線と、片側(陸側)だけで2・5メートルの歩道敷設を計画。新宮紀宝道路にかかる部分はアンダーパスと呼ばれるトンネルで通す。これも用地幅杭を7月後半から8月に打設、必要な用地買収へと移る。
 質疑応答では渋滞緩和策の求めがあった。国交省は「信号設置で解消できる場合も。市や警察とも協議して勧めたい」。新宮市は「(T字路は)県道と市道の交差部となる。県と協議し、新宮紀宝道路の完成までには解決したい」と述べた。
 なお、一般国道42号新宮紀宝道路の敷設図は新宮市都市建設課で、県道231号あけぼの広角線の拡幅図は県東牟婁振興局新宮建設部道路課で閲覧できる。

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